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スタッフコラム

2021.10.28

中古住宅購入後に多いトラブルを事前チェックで回避するコツ

リフォーム後の中古住宅

最近はリーズナブルな価格で住宅ローンを抑えられる中古住宅人気が高まっていますが、購入後のトラブルを耳にする機会も増えています。

どんな建物もメンテナンス次第で状態は異なるため、お手入れが行き届いていない物件に当たると後でトラブルが発生して後悔するケースも…。

今回は中古住宅の購入後に発覚することが多いトラブルと、事前に回避する取り組み方のコツをセットで覚えましょう。

万が一トラブルが発生してしまった時の対処法も紹介しますので、マイホーム探しの前にチェックしてください。


目次

■中古住宅トラブルは事前に回避しよう

■中古住宅購入後に多いトラブル

■中古住宅のトラブルを事前回避する取り組み方

■それでも購入後トラブルがあったらどうすべき?


 

■中古住宅トラブルは事前に回避しよう

リフォーム後の中古住宅リビング

日本国内の中古住宅売買では「契約不適合責任」など購入者を保護する制度がありますが、それはあくまで最後の手段。

中古住宅を選ぶ際にしっかりチェックをして、トラブルの無い物件を購入するのが基本です。

一口にトラブルと言っても、雨漏れやシロアリ被害といった重大なものから、水道の水漏れといった細かいものまでさまざま。

保証やアフターサービスがしっかりしていれば対応してもらえるかもしれませんが、トラブルが続くとせっかくのマイホームも素直に喜べません。

購入後に理想の生活を送るため、よくあるトラブルを知って事前に回避できるよう準備しておきましょう。

 

■中古住宅購入後に多いトラブル

中古住宅のキッチン

 

・設備が壊れた

給排水や電気関連の設備は壊れるタイミングが予測できないこともあり、購入後に遭遇しやすいトラブルです。

特に多いのは給湯器で、引っ越し後にガスをつないで作動してみたら使えなかったというケースもあるようです。

内見時は水道やガスが止まっていてチェックできないことも多いので、「引き渡し後何日まで保証」などの契約内容をしっかり確認しましょう。

 

・水圧が低い

築年数が経っている中古物件の場合、給水管が腐食で細くなり水圧が低くなるトラブルも多いです。

これも内見時に水道が使えないとチェックできないため、引き渡し後のチェック期間やアフター対応をチェックしておきたいところ。

地域全体の水圧が低いケースなどもあるので、売主さんに話を聞いてみるのが望ましいです。

 

・雨漏れが隠れていた

引っ越ししてしばらくは問題無かったものの、台風や大雨の時だけ雨漏れが発生するというのもよくあるトラブルのパターンです。

普段の雨量だと問題なく、大雨の時だけスキマから雨が入ってくることは少なくありません。

過去の雨漏れ履歴をチェックし、引き渡し後の雨漏れ保証期間などもしっかり確認しましょう。

 

・シロアリ被害が隠れていた

木造の中古住宅では、床下のシロアリトラブルも多いトラブルです。

冬に購入した中古住宅が、春になりシロアリの活動時期となって発覚するパターンも少なくないようです。

こちらも契約内容によって保証の有無や期間が異なるため、過去のシロアリ消毒履歴と合わせて確認しておきましょう。

 

・希望のリフォームができないと言われた

費用の安い中古住宅はリフォームしてから暮らす方が多いですが、いざ見積もりしてみたらリフォームできないケースもあります。

動かせない通し柱や筋交い壁のせいで間取り変更ができなかったり、特殊な規格で交換できる製品がなかったり、リフォームできないケースは意外と多いです。

リフォームできても余計なコストがかかる場合もありますので、なるべく物件選びとリフォームを同時に検討するのがおすすめです。

 

■中古住宅のトラブルを事前回避する取り組み方

リフォーム後の新しいユニットバス

 

・すべての設備をチェックする

中古住宅を内見する際は、「トラブルがあるかもしれない」という視点で動く場所と設備すべてチェックしましょう。

給湯器やキッチン・ユニットバスなどの水回りはもちろん、室内外のドアやサッシ、雨戸などの可動部も開閉してみるべきです。

建物の歪みは開口部に集中するので、ドアや窓の動きが固い・すき間が空いているといった症状は大きなトラブルのサインの可能性も。

内見時に水道や電気が来ていないと実際に使えない設備もありますが、スイッチや蛇口の動きは確かめることができます。

 

・ホームインスペクションなどを利用する

築年数が古めの中古住宅が最終候補に挙がっている場合、ホームインスペクションなどの住宅診断を利用するのも一つの選択肢です。

床下や屋根裏など表から見えない部分もチェックすることで、隠れたトラブルを回避しやすくなります。

購入前に費用は掛かってしまいますが、気に入った物件の築年数が古かった場合は検討してみても良いでしょう。

 

・売り主に話を聞いてみる

トラブルや建物の欠陥を事前に察知するには、売り主さんから得られる情報も重要です。

外壁塗装やシロアリ消毒といったリフォーム履歴や住んでいて困ったことなどの情報は、トラブル有無判断の材料となります。

売れなくなると困るのでマイナスな情報は教えてくれないと思うかもしれませんが、ペナルティがあるので良心的な売主・不動産会社なら隠ぺいはしないはずです。

失礼な聞き方にならないよう注意は必要ですが、できるだけ売主さんに直接話を聞いてみてください。

 

・建築知識の豊富な不動産会社に相談する

建物の耐久性不足や劣化トラブルを回避するには、建築知識の豊富な不動産会社に相談するのも有効な取り組み方です。

不動産会社は物件選びや手続きのプロですが、売買や賃貸取引がメインだと実際に建物を建てることはありません。

新築やリフォームも扱っている不動産会社・担当者の方が、より実践的なアドバイスが期待できトラブルリスクを軽減できます。

建築部門の有無やリフォーム対応なども、不動産会社選びの際にチェックしてみましょう。

 

・契約内容をしっかり確認する

中古住宅の売買では購入後のトラブルを防ぐための契約内容を結ぶこともあるため、契約前にしっかり確認しましょう。

例えば「現状有姿渡し」と特約時効の記載があれば、購入後の補修費用は購入者の負担となります。逆に「故障なし」と記載があれば、購入後一定期間内なら売主負担で補修してもらえるケースもあります。

「契約不適合責任」など売主と買主の責任を定める契約内容なども、重要事項説明の際に説明があると思います。契約書の書面もしっかり確認してトラブルにならないようにしましょう。

 

■それでも購入後トラブルがあったらどうすべき?

リフォーム後のリビング

中古住宅を選ぶ以上、トラブルリスクを下げることはできても100%防ぐことはできません。

購入後万が一トラブルが見つかったら、すぐに不動産会社に連絡しましょう。水漏れや雨漏れなどのトラブルは、時間が経つ前に対処したほうが被害を抑えやすいためです。トラブル発生時の様子を写真に撮ったり、時間を控えたりすることも大切です。

連絡が遅れると保証期間を過ぎてしまい、補修費用が自己負担になる可能性もあります。トラブルを発見した時点で素早く連絡相談するようにしましょう。

万が一不動産会社が対応してくれないときは、国民相談センターやリフォーム紛争処理支援センターなどの窓口に相談するのも一つの手です。

ただなるべく不動産会社選びに注意し、信頼できる会社に相談するのが理想と言えるでしょう。

 

■まとめ:トラブルを回避して良い中古住宅選びを

中古住宅選びの際は、価格や立地を確認するだけでなく、隠れたトラブルもしっかりチェックして回避しましょう。

せっかくのマイホームにいきなりトラブルが発覚すると、素敵な新生活のスタートもちょっと落ち込んでしまいます。

今回ご紹介したポイントに注目して、トラブルの無い優良中古住宅を選んでみてください。

 

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